協会概要

赤飯文化啓発協会設立趣旨書

 食卓にお赤飯があると「今日は何か良いことがある日だな」と分かったものでした。家族や地域で、お赤飯を食べることによって喜びを共有し、また同時にお赤飯を与えてくれた人に対する感謝の気持ちも表現していました。有り難いことに、今日ではお赤飯は日常的に食べることが出来るようにもなりました。
 しかしながら日常的にお赤飯を食べることが出来るが故にお赤飯がもつ本来意味や意義が希薄になっていくことを危惧し、お赤飯を通じて世界に誇る日本の食文化を子や孫まで残していくことを目的に本会を設立いたしました。11月23日は新嘗祭として、古くは皇極天皇の時代より、お赤飯の起原と言われる赤米等の五穀をその年の収穫に感謝の気持ちを込めて奉納してきました。11月23日をお赤飯の日としたのも、お赤飯を通じて日本の食文化とは何かを考える契機となればと思い、本会の前身である「お赤飯の日制定委員会」にて制定しました。また、お赤飯の主原料であるもち米と小豆は日本を代表する作物であり、お赤飯の消費拡大は国内自給率の向上にもつながると考えます。同様に原料を同じくするもち及びもち菓子の消費拡大についても取り組んでいきたいと考えます。
 本会はお赤飯の消費拡大への活動を通じて、世界に誇れる日本の食文化の継承及び国内自給率の向上に努めます。
 
平成24月4月11日
赤飯文化啓発協会 代表理事 木村良

事業内容

当法人は、お赤飯が持つ歴史、伝統文化及び優れた栄養面に関する啓蒙活動を行い、お赤飯・おこわの消費拡大によるもち米及び小豆の国内自給率の向上並びに日本の食文化の継承を図り、もって国民の健全な生活の維持と日本の伝統文化の保護に寄与することを目的とする。

(1) 日本の食文化におけるお赤飯及びその関連文化の啓蒙活動

(2) お赤飯の日(11月23日)の周知活動

(3) 前各号に関する啓蒙・広報・公演活動、各種イベントの企画・運営、
    事務局会議の開催

(4)その他当法人の目的を達成するために必要な事業

設立日

2012年11月22日

事務局

〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-2-10
(アルファー食品株式会社東京支店内)
TEL:03-6661-2950
FAX:03-6661-2790
E-mail:bunka@osekihan.jp

代表理事挨拶

 日本の食を代表する伝統食と言えば何を思い浮かべるでしょうか。秋田のきりたんぽ、愛知のひつまぶし、あるいは滋賀の鮒ずしなど、皆それぞれ生まれ育った故郷の食べ物を思い浮かべることと思います。あるいはおめでたい日やお祭りの時に食べたお赤飯を思い浮かべる人も少なくないのではないでしょうか。多くの日本人が一度は食べたことのあるお赤飯。ハレの日や自分たちだけの特別なお祝いの時に食べたお赤飯も大切な伝統食の一つであり、特別な日にお赤飯を食することは日本の食文化の一つであると考えます。
 日本書紀の中では飛鳥時代にはお赤飯のルーツと言われている赤米を奉納したとの記述があり、古くからお赤飯は日本人と深い関わりを持っていたことが伺えます。また、お赤飯は井原西鶴の文献の中にも登場しており、少なくとも江戸時代には庶民の間にも広まり、今日まで継承されてきたと考えられます。
 
 母から子へ、子から孫へ、脈々と続いてきたお赤飯。私たちはお赤飯の食文化を後世まで大切に残して行きたいと考えます。同時にお赤飯を通じて現在まで続いている日本の伝統食、食文化とは何かを今一度思いを巡らせる契機になればと考えます。

役員名簿


入会案内

入会のご案内

当協会は、お赤飯が持つ歴史、伝統文化及び優れた栄養面に関する啓蒙活動を行い、お赤飯・おこわの消費拡大によるもち米及び小豆の国内自給率の向上並びに日本の食文化の継承を図り、もって国民の健全な生活の維持と日本の伝統文化の保護に寄与することを目的としております。 当協会の趣旨に御賛同頂ける方は、下記より会員としてご入会頂きたく、お願申し上げます。

会員種別・年会費

◆年会費
1.正会員   10,000円
2.賛助会員  5,000円
※年会費は、事業年度(4月~翌年3月期)単位になります。

特  典

御入会頂きました会員の方々には、当協会HPへのお名前の記載及びリンクの貼り付け、「お赤飯はしあわせご飯」のキャッチコピーの使用、販促資材(シール・チラシ等)を安価で購入することなどの特典があります。

申込方法

御入会をご希望の方は、下記「お問い合わせ」よりメールにてご連絡ください。折り返し事務局よりご連絡させて頂きます。

お問い合わせ